コラム
[2006年04月01日]

アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎
−アトピー性皮膚炎の特徴−

アトピー性皮膚炎とは、長年に亘り、良くなったり悪くなったりを繰り返す、痒みの強い皮膚の病気であり、背景にアトピー素因をもつことが多いという特徴があります。
アトピー性皮膚炎の皮膚は皮膚の表面にある角層の異常によって起る皮膚の乾燥とバリア機能の異常という生理的異常が根底にあり、それにアレルギー的な刺劇や非アレルギー的な刺激が伴うことにより軽快、増悪の反復した症状がでてくる皮膚病です。
なお、アトピー素因とは、家族歴や既往歴に気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数の病気をもち、または、IgE抗体を産生し易い素因をもっていることをいいます。
アトピー性皮膚炎を悪化させる要因としては、前述のようにアレルギー的要因と非アレルギー的要因がありますが、アレルギー的要因としては、環境因子として、ダニ、家の中のホコリ、細菌やカビ、など、食事アレルゲンとして卵白や牛乳、大豆などの食事アレルゲンなどがあげられます。
非アレルギー的要因としては、化粧品や衣服、洗浄剤などによるかぶれ、よだれや食べ物が皮膚についたりしての刺激、汗をかいたりと、主に外的な刺激に対して敏感に皮膚が反応し痒くなり、引っかくことにより更に悪化するという、悪循環を繰りかえす皮膚の病気です。
更に、自己と他との関わりあい、家庭、学校、職場などにおける発散できないストレスもアトピー性皮膚炎の軽快、増悪に深い影響を及ぼします。