コラム
[2008年04月04日]

消毒って本当に必要?


傷は濡らしたり、消毒をしなければ化膿すると言われて140年が経ちますが、最近では逆に消毒すると化膿すると言われています。実は、傷は毎日石鹸でやさしく洗い、消毒をしないのが一番早く治るのです。
いきなりそんな事を言われても納得できないと思いますので、その理由をお皿に例えて簡単に説明しましょう。皆さんは食事の時に使用するお皿を消毒していますか?普通は洗剤で良く洗って乾かして使用しているのではないでしょうか?それで何も問題はないですよね。傷を洗うだけで消毒しないのも同じ事です。
では、傷を濡らさないようにして毎日消毒するのをお皿に例えてみましょう。食後食べかすが残ったお皿を洗わず消毒液を降りかけます。で、翌日そのお皿に料理を盛り付けまた食べます。1週間も続けると、きっとお腹をこわすでしょう。お腹をこわすのはお皿に残った残飯に細菌が繁殖し、消毒しても細菌がすべて死滅せず増殖し、それを口にするからです。傷も洗わないと血の塊や垢に細菌が繁殖し、それらは消毒しても生き残り傷を化膿させます。
怖いかもしれませんが大丈夫です。蛇口から出る水は無菌ですから安心して洗ってください。