コラム
[2009年05月05日]
新しい「にきび」の治療薬
最近「柳原可奈子」さんのCMを見て「にきび」の治療に来られる方が増えました。
2008年10月よりディフェリンゲル(アダパレン)が承認され、皮膚科での「にきび」の治療が大きく変わりました。これは「レチノイド」に分類されるもので、海外では1970年代から「にきび」の治療薬として使用されています。また、その他に「小じわ」、「しみ」にも効果があります。
「レチノイド」が承認される前は海外から個人輸入などで手に入れ投薬するしかありませんでしたが、海外に30年以上遅れてようやくわが国でも堂々と使えるようになりました。
効果は高いですが、刺激や乾燥などの副作用がほとんどの方に生じますので、処方される際に使い方をよく聞いて上手に使ってください。