コラム
[2006年05月05日]

外用薬の塗り方について


外用薬の塗り方について

外用薬は、皮膚病変によっても塗り方が異なりますが、通常は1日2〜3回手掌および指腹全体を使って軽くこすりながら塗布することが大切です。ただし、乳幼児や成人でも眼の周りや顔につけるときは人差し指や中指の指腹でそっとなでるように塗ってください。早く治したいと思って摺り込むようにこすってつけても外用薬の皮膚への浸透度が増すわけではありませんし、こすることによって皮膚の症状を増悪させ逆効果となることが多いのです。また、塗る時間帯としては、入浴後、朝の着替えのとき、帰宅時などに塗るようにしてください。その他乳幼児では昼寝のときや夜寝る前などに痒がった場合には保湿剤や止痒剤をさすりながら塗っていただくのが良いでしょう。
外用剤の塗り方については、原則として症状の強いところに部分的にステロイド外用薬を塗り、その他のカサカサ乾燥している部分には保湿剤を塗っていただきます。
ステロイド外用薬は炎症症状を早く抑えて皮膚の症状を軽くするためには非常に有効な外用薬ですが、「最強」「非常に強い」「強い」「中等度」「弱い」のランクがありますので、医師の指示に従って皮膚の症状に合ったステロイド外用薬を使用することが大切です。